Res:Rik
題名:ブランチ・デュボア ってだれ?投稿日 : 2003年10月11日<土>15時22分
"Blue
Piano"という曲は、結論から先に言うとよく判りませんでした。古いニューオルリンズ関係の文献にはまったく見あたりません。それが不思議です。たぶん実在の古い曲ではないのでしょう。
ただ"Blue Piano"という曲はあることはありました。
1 デューク・エリントンの曲で、"Blue
Piano" (Duke Ellington, Bob Thiele,
Ruth Roberts, Bill Katz)というのがあり、 '63年にクレディットされてますから、これは時代的にブランチさんの言う'A
Streetcar Named Desire' の中の曲ではないでしょう。この曲はエリントンのレコードでも、McCoy
Tyner の'44TH STREET SUITE '/Red Baron AK 48630 (CD -
1991) でも確認することができます。
2 女性のピアニスト/オルガニストShirley Scottが(For Members
Only/Great Scott! CD 1996/05/12MCA/Impulse! )やっている"Blue
Piano"があり、これはブランチさんの言う'A Streetcar Named
Desire' の中の曲かもしれません。
3 もう一つEric Taylorの"Blue
Piano"があるにはありましたが、これに関してはまったく判りません。CD(
Scuffletown/Eric Taylor CD 2001/03/20Eminent )を買って聴いてみないと判りません。
4 ほかにJohnny Doddsの古い演奏に"Blue
Piano Stomp"というのがありますが、これは違うと思います。3点のCD('Story 1923'Johnny
Dodds、'Classics 1927'Johnny Dodds、'1927-1928'Johnny Dodds)が見つかりました。
ところであるサイトに "I am a bit of a
fan of Philip Feeney's music, and this was no disappointment.
Colourful, musical, eminently danceable to, and yet sinister
with rattles and percussive thumps when needed. He also cleverly
integrated the jazz and blues stuff, as well as the 'blue
piano', so heavily featured in the play". とありましたから、やはり'blue
piano'は映画の音楽を担当したPhilip Feeneyのオリジナルなのではないでしょうか?
ところでブランチ・デュボア って入ってますけど、これは「欲望という名の電車」のなかの登場人物の名ですね。これを入れたあなた、あなたはいったい誰ですか?
Res:ブランチ・デュボア
題名:"Blue Piano"について投稿日
: 2004年7月29日<木>19時08分
成蹊大学文学部英米文学科 日比野啓助教授 のwebサイトに
"Blue Piano"について興味深いお話をみつけました。
下記 が冒頭の文章です
『欲望という名の電車』では、2つの音楽、<ブルー・ピアノ>というブルースと<ワルシャワ舞曲>というポルカが、それぞれ、はっきりとした特徴と役割を持って効果的に用いられている。劇の前半では<ブルー・ピアノ>がかなり頻繁に流れてくるが、後半では<ワルシャワ舞曲>が圧倒的に多くなるのである。この点に注目して、劇の進行と照らし合わせてみると,ブランチがニューオーリンズに救いを求めてやってきたものの,期待を裏切られてついには破滅する、というブランチの姿に音楽の使われ方はほぼ一致することがわかる。しかし、・・続きを読む
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